彼女がパイスラをする心理とは?彼氏が困る理由も。

彼女がパイスラする心理と対策 パイスラ

「パイスラ」という言葉は、本来ネットスラングとして生まれたものですが、現実のデートや日常の中で、男性が一度は意識してしまう現象でもあります。

彼女がデートでパイスラをしたファッションをしている時、何を考えているのか、また彼氏の心理についても解説します。

彼女がパイスラをする心理

男性がつい「これって誘ってる?」とドキドキしてしまう一方で、女性側の心理は誘うような意図がないことがほとんどです。

しかし、まれに彼氏へアピールしたい、承認欲求を満たしたい心理が隠れていることもあります。

「楽だから」という機能性(約70%)

最も多い理由は、単純に「便利だから」です。

女性のファッションにおいて、ショルダーバッグ(斜めがけバッグ)は使いやすく機能的です。

多くの女性にとって、パイスラは「結果的にそうなってしまった」だけの現象であり、そこに性的アピールに似た意図はありません。

両手が空く

スマホを操作したり、買い物をしたり、あるいは彼氏と手を繋ぐために斜めがけを選びます。

デートでクレープやドリンク、アイスクリームを持つことは定番であり、両手を空けておきたい気持ちがあります。

なで肩対策

肩掛け(ワンショルダー)だと、なで肩の女性はすぐに紐がずり落ちてしまいます。

斜めがけにすることで、バッグの位置を固定できるため必然的に斜めがけにして使っています。

ファッションとして使用(約20%)

オーバーサイズの服やゆるっとした服を着る際、体が大きく見えすぎないように、あえてバッグで「締め」を作るファッションです。

メリハリをつけるため、ダボッとしたニットやワンピースに斜めがけバッグを合わせることで、ウエスト位置や体のラインをあえて見せ、着膨れを防ごうとしています。

彼氏へのアピール・周囲への承認欲求(約10%)

稀ですが、デートの時に「彼氏や狙っている男性に女性として意識してほしい」という心理が働くこともあります。

パイスラをすることで、自分のスタイルの良さを彼氏や周囲に見せつけ、「いい女を連れている」と思わせたい意図があります。

また、自分の身体の魅力を彼氏や他の人に知ってもらい、「自分は魅力的だ」と周囲の人に認めてもらいたい承認欲求があることもあります。

彼女のパイスラに対する彼氏の心理と反応

一方で、彼女がパイスラしていることに対して、彼氏は複雑な心理を抱えています。

興奮・ドキドキする心理

男性は視覚情報に弱い生き物です。

パイスラにより、彼女の胸のラインが強調されると、理屈抜きに目が行ってしまいます。

普段見慣れている彼女でも、服の上から胸のラインがはっきり見えると、改めて「女性らしい体つきだな」と思い、ドキドキします。

また、魅力的な彼女が自分の隣にいることに対し、優越感を抱きます。

「他の男に見られたくない」という嫉妬と焦り

自分が魅力を感じるということは、「すれ違う他の男も同じように見ているはずだ」という事実に気づきます。

自分しか知らないはずの魅力を、他の人にもわかる形になっていることに、誰かに狙われてしまうかもと心配してしまいます。

また、すれ違う男性の視線が彼女の胸元に向けられるのを感じると、途端に不機嫌になったり、嫉妬により彼女を隠そうとしたりします。

他にも、「彼女は軽い女だと思われないか?」「痴漢に遭わないか?」という保護者的な不安も芽生えます。

「わざとなのか?」という疑問で頭が埋め尽くされる

彼女があまりにも堂々とパイスラ状態で歩いていると、彼氏は考えすぎてしまうことがあります。

「もしかして、自分の気を引こうとしている?」 「いや、単に気づいていないだけか?」といった、

「意図が読めない」状態が、彼をさらに動揺させ、デート中の会話が上の空になる原因にもなり得ます。

好きな人のことは、どんな心理なのか、何でも知りたい気持ちにより、より考え込んでしまうのです。

彼女のパイスラにどう対応する?

彼女と彼氏それぞれのパイスラに対する心理は、ここまで述べた通り、考えていることは大きく異なります。

心理が違うことにより、すれ違いや喧嘩に発展することも少なくありません。

お互いの心理を理解することも大事ですが、なかなか伝わらなかったり、言いづらいこともあるため、すぐに使える対応をまとめました!

彼氏や夫の対応

まずは、否定から入らず、「今日の服、似合ってるね」と褒めることで、ファッションの良さを認めてあげましょう。

もし周囲の視線が気になるなら、「寒くない?」と上着を貸してあげたり、人混みでは彼女を自分の内側に歩かせたりして、視線をブロックし、彼女に「何か気を遣われてる?」と認識させましょう。

それでも気付かない場合、「そのバッグの持ち方、男としては目のやり場に困るな~(笑)」と明るく伝えることで、彼女に「あ、強調されてるんだ」と気づかせることができます。

真顔で注意すると、「今日のファッション嫌だったんだ…」「嫌われた…」「失望された…」といったネガティブな気持ちになってしまうので、あくまで明るく伝えましょう。

彼女側でできること

彼氏や夫がいる女性は、男性側の気持ちがなかなか理解できないこともありますが、「パイスラ」を気にするパートナーを無下に(雑に)扱わないことが重要です。

彼氏が不機嫌になったり、服を直そうとしたりするのは、彼女を独占したいという愛情の裏返しです。

そういったパートナーの反応を、「意味が分からない」「なんでそんな怒っているの?」と反応に対して同じ反応で返すのではなく、「心配してくれている」と大きな心で受け入れることも仲良く過ごす秘訣です。

彼氏と二人のドライブデートならパイスラになっていてもOKですが、満員電車や治安の悪い場所では、バッグを前に抱えるか、上着を羽織るなどの対策をすると、お互い安心してデートを楽しめます。

まとめ

彼女がパイスラをしているのはほどんど無意識ですが、彼氏やパートナーの男性は複雑な気持ちを抱えています。

彼女は「可愛いファッションでおしゃれをしている」のに、彼氏は怒ったり、ファッションを褒めないといったアクションをとると、トラブルやすれ違いになります。

より良いパートナーシップのためにも、お互いの心理を理解し、配慮することが仲良くいられるコツです。