パイスラは多くの場合、不可抗力や意図せずなってしまうものですが、
一部の女性は意図的にパイスラになるようなファッションをしています。
一般的には、避けたいパイスラをわざとする女性はどのような心理を持っているのか、
また、わざとかそうでないかを見分ける方法について解説します。
なぜ「わざと」パイスラするのか?
意図的にパイスラする女性の心理は、主に「承認欲求」「自信の表れ」「モテたい」といった心理が挙げられます。

胸をアピールしたいから
完全に肌を露出したり、極端に谷間を見せたりする行為は、社会的に「下品」と見なされがちです。
しかし、パイスラは、「服を着ている」という体裁を保ちつつ、身体のラインを強調できる、あざといアピール手段です。
いざとなれば、「バッグが重いから仕方なく」「気が付いてなかった」という言い訳ができるため、「下品」であるという非難を避けられます。
特に合コンやコンパなど、異性と交流する場では、同性との差をつけるためのの勝負服としてパイスラしていることがあります。
承認欲求や自信の表れ
自分の体型に自信を持っており、体型を隠すのではなく、ファッションの一部として楽しむという心理です。
特に、ニットのようなフィット感のある素材を選び、パイスラすることで身体のラインがわかるよう強調し、より目立つ・注目されるファッションを選びます。
周囲の男性の視線を集めること、特に異性から「魅力的だ」と認められることで、自分の価値を確認し、承認欲求を満たしています。
SNSや自撮り文化による影響
自撮りや映え写真を撮ることを繰り返している人は、自分の身体が最も美しく見える角度やシルエットを知っています。
パイスラは、「スタイルが良い」という情報を最も手軽に発信できるため、注目されたいインフルエンサーやインスタグラマーはよく使うポーズのひとつです。
そういった写真を見る人も多く、影響されてパイスラファッションをする女性もいます。
女性に嫌われてもいいから
一般的に、どのような集団でも、抜け駆けをする人は嫌われます。
ぬけがけは、周囲の人を軽視しており、「どう思われてもいい」または「嫌われるとすら思っていない(周囲の人に気を配ってすらいない)」と考えている可能性があります。
職場や学校などの集団では助け合いが必要になるため、一般的には嫌われそうな行動は避けるものですが、集団生活の経験が少ない、周囲へ気を配らないタイプとも考えられます。
周囲の女性を軽視したり、TPOを守らずパイスラしている場合は、それ以上にアピールしたい何かがある、またはただ単に何も考えてなく頭が弱いと考えられます。
わざとパイスラしているか見分ける方法
女性の服や行動から、「機能性」を優先しているのか、「見た目」を優先しているのかを分析することで、わざとパイスラしているかを見分けることができます。
複数の要素に当てはまる場合、わざとパイスラしている可能性が極めて高いです。
服の特徴でわざとパイスラしているかを判断
服の素材と厚さ
薄く、光沢があり、リブなど身体のラインを強調するニットでパイスラしている場合、「わざと」パイスラしている可能性が高いです。
一方で、厚手のウールや、ハリのある素材(デニムジャケットなど)は、「わざと」パイスラしていない可能性が高いです。
服のサイズ
身体にフィットし、バスト部分がわずかに張っているピチピチな服を着ている場合、「わざと」パイスラしている可能性が高いです。
オーバーサイズで、胸元に空間がある、身体のラインを拾わないような服の場合、「わざと」パイスラしていない可能性が高いです。
服の色
服の色が、白、アイボリー、淡いピンクなど、膨張色や透けやすい色の場合、「わざと」パイスラしている可能性が高いです。(胸を大きく見せる、透けてブラの形がわかるなどの効果があるため)
濃紺、黒、カーキなど、収縮色や透けにくい色の場合、「わざと」パイスラしていない可能性が高いです。
バッグとストラップの特徴でわざとパイスラしているかを判断
かばんのストラップ(紐)の長さ
極端に短く、ベルト全体の引っ張り具合が強い(食い込みが深い)場合、「わざと」パイスラしている可能性が高いです。
長めで、バッグが腰や太ももの位置にあり、食い込みが浅い場合、「わざと」パイスラしていない可能性が高いです。
バッグの重さ
バッグの中身が空、または非常に軽量な場合、バッグとしての機能を必要としていないため、「わざと」パイスラしている可能性が高いです。
バッグの中に大量の荷物が入っており、重さで自然とベルトが沈んでいる場合、「わざと」パイスラしていない可能性が高いです。
バッグの素材
バッグのベルトが細いもの、硬く滑りやすいレザー素材の場合、パイスラしやすいため、「わざと」パイスラしている可能性が高いです。
ベルトが太いもの、滑りにくい素材の場合、パイスラしにくいため、「わざと」パイスラしていない可能性が高いです。
本人の行動からわざとパイスラしているかを判断
姿勢(歩行時)
意識的に胸を張って歩いている(バストをより突出させるS字姿勢)場合、「わざと」パイスラしている可能性が高いです。
鞄の重さに引っ張られ、やや猫背気味、あるいは自然体の姿勢の場合、「わざと」パイスラしていない可能性が高いです。
ストラップのずらし方
ベルトが谷間からズレた際、無意識に指先で谷間に押し戻す動作をしている場合、「わざと」パイスラしている可能性が高いです。
谷間からズレても気にせず、またはストレスを感じて谷間からズラそうとする場合、「わざと」パイスラしていない可能性が高いです。
周囲への視線の配り方
周囲(特に男性)の視線や反応を、チラッと確認する仕草が見られる場合、「わざと」パイスラしている可能性が高いです。
携帯や目的地に集中しており、周囲の視線に無関心な場合、「わざと」パイスラしていない可能性が高いです。
場所
デート、合コン、大人数のパーティーなど、自己アピールが必要な場、男性が多い場であれば、「わざと」パイスラしている可能性が高いです。
スーパーでの買い物、通勤、友人とのカジュアルなランチの場合、「わざと」パイスラしていない可能性が高いです。
まとめ
わざとパイスラする心理は、主に「ファッションを楽しむ」と「異性にアピールする」という二つの目的があると考えられます。
しかし、目的があったとしても、「わざと」であるかどうかの確証は得られません。
わざとパイスラをしていても、「これが一番スタイルが良く見えるから」という純粋なファッション的理由で選んでいる場合も多いからです。
見る側は、視界に入ることを認めつつ、相手の意図を過度に深読みせず、「自己表現の一つである」と理解することが、最も適切な大人の対応と言えます。
(注意する・指摘するなどの関わり方は問題が起きる場合もあるため、おすすめはできません。)





